深い悲しみを、優しく癒してくれました。
淡く儚いローズの香りも好きです。

結局用事が終わるどころか予期せぬ突発的な事項などで日が過ぎ、何とかお盆だけは、とこのスプレーを仏間に撒いたところ、準備の段取りや用意が手こずらずに無事終わり安堵しました。
秋の三連休初日久々にスプレーを取り出すと、なんと使っていないのに3分の１ほどに減っています！さらに、吹きかけてほどなく、お天気や今後の段取りから、今日しか実家のお墓参りに行けないのでは？！と気づき、超特急で支度し事なきを得ました。
さらに、母方の里のお墓参りに今年まだ行けていないのが、気にかかっていました。連休中日は用事で、最終日の今日しか行ける日がありません。しかしなぜか気が進まず、スプレーを再び振りかけ自転車で駅まで向かっている時不意に、亡き母の上の妹である叔母に今電話してみようか、と閃いたのです。
叔母は私の母の急死で大変憔悴し、毎年何らかの病で手術を受けるほど弱っています。秋に心臓の手術をすると聞いていたものの詳しい日程がわからず、向こうの事情で電話が繋がる時間帯が限られ私自身の用事も重なるため、このところ連絡がつきませんでした。
道中のスーパーで電話をかけると、珍しくワンコールで出てくれました。聞けば、まさに連休翌日に入院とのことで、直前で私が電話をしたことに大変喜んでくれました。手術自体は二泊三日で帰れるとのことでお医者様や周りから大丈夫と言われたものの、当人は大変不安がっています。私の友人が同じ手術を受け元気になったことなどを話し励ますと、安心すると同時にストレスや不安を吐き出してくれ、楽になった、ありがとう、と言われました。お墓参りの時間はなくなりましたが、電話を切り母方の祖父が生前よく「忙しい時やしんどい時は、無理に墓参りしなくていい」「生きている人をまず大事に」と言っていたのを思い出しました。叔母を励ますことも、ある意味母方の先祖供養でもあったのかな、無事手術が終わり元気になってくれますように、次はお墓参りに行こうと思います。

香りを感じて、その度に、インナーチャイルドが癒されていくような気がしていました。何かが大きく変わったとは思いませんでしたが、気が付くと、あれほど頻繁にスプレーしていたのが、全く使用しない日が続き、最近使っていなかったんだ、と驚いている自分がいました。その時点で、必要な癒しは、終わっていたのかも知れません。手を貸すわけではないけど、広い心と穏やかな優しさで、いつも傍で見守ってくれている、お母さんのようなスプレーでした。どこか、懐かしさを感じさせてくれる、心に残る、スプレーです。